オープンハウス

プロデュース会社主催のオープンハウスが催されました。

主旨は既にこの会社のコーポラプロジェクトに参加予定の人、
あるいは既に参加していてこれからインフィル設計開始する人
の為に、うちの会社のプロジェクトはこんな仕上がりでっせ～
と見せてあげる事です。

いくらお金を掛ければこの程度(見られる我々の家の仕上がり)
になるか、もしくはこの程度を作り上げる為にはいくら掛かるか。
そのイメージを作って貰うための見学会だそうで。

全く自分の家の方向性が定まっていない人には参考に
なる所もあるのでしょうが、実際インフィルが進むと設計陣と
いかにコストを下げるかの話に特化して、やりたい事をどう
仕上るか？の話よりやるかやらないか？みたいな話になる
事も多々あります。

我が家もこの物件のインフィル開始前にオープンハウス
参加させてもらったんですが、正直参考にはなりませんでした。
仕上がり幾らって教えてもらった所で、こんなもんでそんなに
お金掛かってるのねぇ。。。と負の情報が得られる位です。

コーポラ参加者の多くは(私も含め)少なからず何かを求めて
コーポラプロジェクトに参加している変わり者です。
何かとは、安価だったり、自由度だったり、コミュニティー
だったりするわけですが、そういう人達の家ってのは
良く言えば個性的、悪く言えば自己満足の塊ですので、
参考になるものが無くて当たり前っちゃあ当たり前。

見学会参加者の夢と希望に満ち溢れた顔を拝見し、
2年前を懐かしく思うと共に、今後彼らに降りかかるであろう
苦難の道を想像し、応援しつつ合掌しつつ。。。